学童保育ってどんなところ?

戸塚学童保育では、横浜市から補助金の交付を受け、横浜市放課後児童健全育成事業を実施しています。
放課後児童健全育成事業(補足1)は、保護者が労働等により昼間家庭にいない児童に対し、健全な遊びや生活の場を確保することを目的とした事業です。

厚生労働省においては、青少年の健全育成の観点だけでなく、雇用機会均等、少子化対策の一環としても位置づけられており、日本の将来にとり重要な事業であるとともに、地域も一体となって協力することが求められています(補足2)。

横浜市における学童保育も、地域の方々の理解と協力を得て、地域ぐるみで支援する事業として位置付けられおり、戸塚学童保育の運営主体である運営委員会は、町内会の代表者、戸塚小学校校長・PTA会長、民生・児童委員、青少年指導員等の方々と学童保育に在籍する児童の保護者の代表者で構成されています(補足3)。

戸塚学童保育では、児童とその保護者にとって安全・安心に放課後を過ごすことができる場を提供するとともに、出欠確認や保護者への連絡、宿題をする環境の提供等を通して、「もうひとつのわが家」を提供することを目指しています(補足4)。
また、横浜市の放課後児童健全育成事業業において補助金の対象としているのは主に小学校1年生から3年生の児童ですが、戸塚学童保育では、全学年の児童を対象に保育を実施しています。

補足1:厚生労働省「放課後児童健全育成事業について」

http://www.mhlw.go.jp/bunya/kodomo/houkago-jidou.html

<一部引用>
「児童福祉法第6条の2第2項の規定に基づき、保護者が労働等により昼間家庭にいない小学校に就学しているおおむね10歳未満の児童(放課後児童)に対し、授業の終了後に児童館等を利用して適切な遊び及び生活の場を与えて、その健全な育成を図るものです。」

補足2:厚生労働省「社会保障審議会少子化特別部会」事務局資料(2ページ目)

http://www.mhlw.go.jp/shingi/2009/12/dl/s1225-12d.pdf

<一部引用>
「少子化対策は、持続可能な我が国の社会を構築するための「未来への投資」であり、社会全体で費用を負担する仕組み(財源確保)が必要であるとともに、ニーズに応じて質の確保されたサービスが増えていくような子育て支援のための包括的・一元的な制度づくりが必要。」

補足3:横浜市の学童保育の枠組み

http://www.city.yokohama.lg.jp/kodomo/houkago/houkago/houkago-club.html

<概要>
横浜市のこども青少年局が実施する放課後児童向けの主な事業には以下の3つがあります。
・放課後キッズクラブ事業
・はまっ子ふれあいスクール事業
・放課後児童健全育成事業
3つ目が厚労省において児童福祉、少子化対策として位置づけられている放課後児童健全育成事業です。この事業として実施されているのが、放課後児童クラブ=学童保育です。
学童保育は児童の保護及び遊びを通しての健全育成を目的としています。

補足4:横浜市放課後子どもプラン推進委員会 第3期第2回配布資料(平成23年 12月6日)

http://www.city.yokohama.lg.jp/kodomo/houkago/tmpl/file/3-2haihusuryou.pdf<一部引用>